米中貿易摩擦が為替相場に与える影響 その2

米中貿易摩擦が問題視されているのは、このまま貿易戦争が激化するとアメリカと中国の双方の景気が悪化する可能性があり、この2カ国の景気の下落によって世界的に不況が広がる可能性もあるからです。
では、米中貿易摩擦はどのような結末を迎えることになるのでしょうか?
FX取引をするためにはファンダメンタルズ分析が必要であり、この分析をするためには予測が大切な要素となります。
あくまで予測なので100%的中することは難しく、予測内容とは違った流れになることもありますが、天気予報を見て雨が降る可能性があれば傘を持って行くように、FXにおいても予測をすることで市場に動きがあった時に、ロット数を減らすことや損切りを早めるなどといった対策を講じることができます。
前置きはここまでにして、米中がお互い関税の引き上げや報復措置をとることを繰り返す行動が激化すると、どのような結末が待っているのが予測してみましょう。
米中貿易摩擦は景気の悪化に耐えきれなくなった国が、ダメ押しのように何らかの不利な条件を突きつけられることで終わりに向かうのではないかと予測できます。



前回の配信で、米中貿易摩擦は景気の悪化に耐えきれなくなった方の国が、何らかの不利な条件を突きつけられることで終わりに向かうのではないかと予測しました。
この予測に加えて、米中両国が、互いの景気の悪化を懸念して話し合いを進めた結果、両国が納得できる落としどころを見つけてそこに着地することも考えられます。
ただ、いずれの予測でもいえることは、この米中貿易摩擦で有利なのはアメリカ側だということです。
なぜアメリカ側が有利だと考えられるかというと、アメリカ側の輸入を中国の輸出に頼る必要性はそこまで高くないと考えられるからです。
これは輸入する品目にもよりますが、中国から低価格で輸入ができなければ多少コストはかかっても中国以外からの輸入に切り替える手段があります。
しかし中国側は対アメリカ貿易において黒字を出してきていたので、アメリカが今まで通りに輸入をしてくれなくなると、大幅な黒字減が想定できます。
しかも中国は経済成長が鈍化傾向にあるといわれているので、そのような状況下で貿易黒字の減少は、本来は避けたいはずです。
以上のことから、米中貿易摩擦はアメリカ側に有利な形で結末を迎えると予測できます。




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