米中貿易摩擦が為替相場に与える影響 その3

前回までの配信で、米中貿易摩擦はなぜ起こったのかということに触れ、どのような結末を迎えるのか予測をしてみました。
これらのこと以外にもFX取引をするうえでは、米中貿易摩擦が続くことによる世界経済にもたらさされる影響を考える必要があります。
もし世界経済が不況となっていった場合は、安全資産といわれている日本円が買われる傾向が高くなり、円高になる可能性があるといえます。
また、アメリカ側に有利な形で米中貿易摩擦が終わりとなれば、ドル高傾向になる可能性があり、その逆のパターンも考えられます。
以上のことから、アメリカと中国のどちらが勝ったとしても、為替相場を揺るがす大きな要因となることは十分考えられます。
しかもこの両国の動きによっては日本が巻き込まれてしまい、為替相場が混乱することも考えられます。
FXトレーダーにとって大切なことは、たとえ為替相場が混乱したとしても焦って自分が決めた取引ルールを破ってしまわずに、冷静に状況を判断しながらトレードをすることです。
特に初心者は、早めに逆指値注文や損切りをマスターしておくことをおすすめします。

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