多すぎる取引の判断材料は敗因になり得る4

為替市場の予測をするために使われるテクニカル指標は、レンジ相場に向いたものやトレンド相場に強いものなど、一つだけを利用するよりも複数を利用した方がより効果を発揮するといえます。
しかし、だからといってたくさん使うほど正確に取引の判断ができるというわけではなく、2種類から3種類くらいのテクニカル指標に絞った方が効率は良いと考えられます。
また、テクニカル指標もこの日は日足を使って、別の日は4時間足を使うなど、日によって使うものを変えるのではなく、自分に合うと思うものに絞って継続的に使うことをおすすめします。
それによって今までの取引の何が良くて何が悪かったかの効果検証がしやすくなり、経験として積み重なることで、トレーダーとしての実力を磨いていくことにつながります。
市場は常に変化し、昨日まで使えていた戦略が今日は使えないということも起こるかもしれません。
そのため。勤勉であることはとても良いことですが、知識があり過ぎて身動きがとれなくなってしまうと、利益獲得のチャンスを逃してしまう恐れがあります。
以上のことから、FX取引で利益を伸ばすためには、あれこれと様々な判断材料に手を伸ばしすぎるよりも、自分が得意とする戦法を見つけて、それを自分の取引スタイルとして確立する方が有効だと考えられます。

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