移動平均線

テクニカルチャートを駆使してFXで勝つには、前回まで解説してきたローソク足ともうひとつ、この移動平均線が基本の2本柱です。

移動平均線とはその名の通り、過去の値動きを平均した値を線で結んだものです。日足チャートの場合、短期移動平均は5日間程度の平均値、長期移動平均は1ヶ月程度の時間軸で平均値を結びます。

この移動平均から何が分かるのかというと、トレンドの傾向です。相場には上昇トレンドと下落トレンドがあり、そのどちらも出ていない時は持ち合い相場といって上にも下にも行けずにいる状態が続きます。

移動平均線が上に向かっているか下に向かっているかを見ると、現在平均値として相場がどちらを向いているのかをつかむことができます。それをさらに正確にしてくれるのが、2本の移動平均線の比較です。
短期と長期の移動平均線を同じチャート画面に表示して、どちらも並行して同じ方向を向いていたらそのトレンドはより確実なものとなります。平行して上に向かっている場合は強固な上昇トレンド、逆の場合は強固な下落トレンドです。

2本の移動平均線がどのようになっているかに注目してみてください。さらにもうひとつ、2本の移動平均線から相場の大きなポイントを知ることができます。

移動平均線は相場のトレンドを知るのにとても有効なチャートです。それともうひとつ、短期と長期の移動平均線を活用すると相場のトレンドが転換するタイミングも知ることができます。

短期移動平均は直前の値動きから平均値を取得しているので、現在のレート変動と同じようなところに線が描かれます。そして長期移動平均は過去30本程度のローソク足が含んでいる平均値から引かれている線なので、相場の動きを後から追いかけるような線になります。

これが並行している時は長らく同じトレンドが続いていることが分かるため、トレンドの出現が強く示唆されるわけですが、この2本が交差する時にはトレンドの終了、そして転換のシグナルとなります。

実際の値動きに沿って下落トレンドが終了、今度は上昇に転じた時に後から追いついてきた長期移動平均線が短期移動平均線を下から交差して上抜く形になると、ゴールデンクロスといいます。ここからは上昇トレンドが始まりますよ、というシグナルです。その反対に、短期移動平均線を長期移動平均線が上から下抜いたら上昇トレンドの終了シグナルです。

どちらも過去のチャートを見てトレンドが転換している時に出現しているのが分かるので、ぜひトレンド転換のシグナルを察知するのに活用してください。





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