サポートとレジスンタンスの違い

今回から、本格的にサポートとレジスタンスについての解説を開始します。まずはこの両者のちがいからおさらいしておきましょう。すでにご存じの方もおられると思いますが、真逆の意味を持つ言葉なのでしっかり押さえておきたいと思います。

サポートとは、日本語で支持帯と呼ばれる下値抵抗のことです。相場が下落局面の時にサポートが意識され、「そこで下げ止まるのでは」ということで逆張りの注文が入ったり、そこを下方ブレイクした時を見越してブレイクアウトの売り注文を入れるといった具合です。レートが下がっていきそうになっている時に支えるという意味合いを込めて、サポートラインや支持帯と呼ばれています。

レジスタンスは、その逆で上値抵抗のことです。レジスタンスという言葉自体に抵抗という意味があるので、厳密に言うとサポートラインもレジスタンスラインの一種なので、上と下とで言葉が使い分けられています。
相場が上昇トレンドになっている局面で、何らかの理由で「それ以上は上がりにくい」となるとそこがレジスタンスラインとして意識されます。

では、サポートやレジスタンスはどういう根拠で意識されるのでしょうか。それについては、次回以降に1つずつ解説していきます。



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