直近高値、安値

サポートやレジスタンスが発生しやすい要因として、直近の高値と安値もよく機能しているので、必須の知識といえるでしょう。

直近の高値は、レジスタンスラインとして機能しやすくなります。よく為替ニュースなどで、「直近高値の〇〇円まで上昇するかどうかが注目」といったような文言を見ることがありますが、これは直近高値の〇〇円がレジスタンスとして機能していることを意識した表現です。それを超えていくとなるとかなりのエネルギーが必要になりそうなので、そこで跳ね返される可能性も高いですよ、というわけです。

逆に直近の安値は、サポートラインとして意識されます。直近の安値をつけた時の相場エネルギーを上回るだけの売り注文がなければそのサポートラインを割り込んでいくのは難しいわけですから、サポートラインとして反発する可能性は大いにあります。

日足で1ヶ月以内くらいの直近高値と安値はどちらもレジスタンスとサポートとして意識されやすいので、覚えておくと相場の節目を察知しやすくなります。


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