感情に支配されないFXトレードをするための対策

相場が自分の想定とは反対の動きをしたことによって焦ってしまったり、自分が想定していた以上の利益を得たことで気分が高揚している時など、ネガティブな感情であってもポジティブな感情であっても感情が不安定な時は判断力が鈍る傾向があります。
FX取引で非常に重要なことの1つは、感情をコントロールすることです。
これができずに感情に流されてトレードをしてしまうと、普段では考えられないミスを犯してしまうことがあり、最悪の場合FX取引を続けるうえで致命的なミスを犯す恐れもあります。
以上のことから、普段から感情的にならずにトレードすることを心掛ける必要があります。
では、具体的にどうすれば感情に支配されずにトレードすることができるのでしょうか?
考えられる具体策は、主に4つあります。
まず1つ目の具体策は、保有ポジションを減らすことです。
例えば、1pips動いたら1,000円動くのと、1pips動いて100円動くのとでは、心理的な負担のレベルが全く違います。
保有ポジションを減らすというのは、自身の持っている資産と保有ポジションのバランスを保つということです。


自分の資産に見合わないポジションを保有してしまうと値動きに対する余裕がなく、ほんの少しの損失や利益にも敏感になってしまい、心理的に不安定になりやすくなってしまいます。
これでは勝てるものも勝てなくなってしまう可能性があります。
実は、FX取引で負けている人の多くは、自分の資産が耐え得るキャパシティを超えたポジションを保有してしまっており、ひどい場合は損切りをすることも躊躇してしまうほどの金額を運用してしまっているケースもあります。
このような状況では冷静に判断を下すことができないため、どんなに資産を多く用意していたとしても目減りしていくことが容易に想像できます。
もしあなたが普段の取引で、数pipsの上下があっただけで自分の感情が揺さぶられるように感じるのなら、ポジションを保有し過ぎている可能性があります。
その場合は、ポジション数を減らしてみましょう。そうして感情の揺れが収まったとしたら、それがあなたの適正なポジション数だといえます。

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