FXコラム 過熱する仮想通貨投資ブームについて3

<XM.com>日本人がアメリカの通販サイトで買い物をした際、ビットコインで支払いを完了できるといった仕組みがすでに実用化されています。もちろんアルトコインに分類されるような他の仮想通貨にも対応するところが登場しています。

これが個人の買い物だけでなく、企業間の国際決済にも使われるようになったら、どうでしょうか。もはや日本円と米ドルなどを両替する為替市場が必要なくなるのです。世界中の企業や投資家、個人が自国通貨と仮想通貨を両替する仕組みさえ持っておけば、その仮想通貨を使って海外の企業などと取引が可能になるわけです。

為替市場が衰退し、仮想通貨取引所が役割を増す時代がやって来るでしょう。現在、FX投資家の中に仮想通貨に大きな関心を抱いている人が出てきているのは、やがて訪れるFXから仮想通貨投資へのシフトを予感しているわけです。

まだまだ仮想通貨は出たばかりのもので怪しいイメージも付きまとっています。実際に怪しげな会社や詐欺まがいのビジネスも横行しているので、個人投資家が手を出せる代物ではありません。しかし、やがて訪れる仮想通貨の時代に備えて知識を持っておくことは意義があると思います。

これで3回にわたって更新してきた仮想通貨に関するFXコラムを終わりにします。

いつもお読みくださり感謝しています。





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