トルコリラの基本戦略 キャピタル編

注目の通貨とはいえ、トルコリラはまだまだマイナーな通貨です。そのためメジャー通貨と比べると流動性が極めて低く、ちょっとした大口売買で一気に極端な値動きになることがあります。

少し前にポーランドのズロチという通貨が注目された時期がありました。特に高金利であるとかの材料があったわけではなかったのですが、流動性が低いことから投機的な売買の標的になり、毎日のように乱高下を繰り返しました。

トルコリラは高金利である、経済成長をしているという材料がちゃんとあるのでズロチほど流動性が低いことはありませんが、それでもメジャー通貨と比べると流動性が低いことから、激しい値動きを演じることがあります。

キャピタル(為替差益)狙いの投資家にとってはこれがトルコリラの面白いところで、テクニカル主導の値動きが多いことも魅力のひとつです。逆に言うと、トルコ自身の事情よりもテクニカルが優先されるということがトルコ政府にとってどう思うかはわかりませんが。

比較的テクニカルに正直な値動きをすることが多いので、売られすぎ、買われすぎ、トレンドからの乖離などの売買サインが出たら素直にトレードをするのが常道です。そのため人間が裁量トレードをするよりも システムトレード向きであるという考え方も成り立ちます。




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