米ドル通貨考察


米ドルという通貨を考える記事を更新していくカテゴリです。



リスクオンと米ドル
前回から、米ドルとリスク資産についての解説をしています。 前回はリスク資産から資金が逃避をする時はドル売りが起きるということを解説しましたので、今回はその逆にあたるリスクオンと米ドルの関係です。 これを理解するには、FX投資家の心理を考えると分かり
有事のドル買い
米ドルにまつわる、とても有名な格言があります。 それは「有事のドル買い」です。有事というのは、主に戦争やテロ、争乱など通常の経済活動が難しくなるような事態が起きることです。 もっともこれは世界大戦のような大きなものでなくても、局地的な紛争であっても
有事のスイス買い
前回に、有事のドル買いというとても有名な相場格言について解説しました。軍事的、地政学的なリスクが起きた時には安全な資産として米ドルに注目が集まり、FXの市場でもドルが全面高になるという展開が起きます。 さて、そんな安全資産として注目されている通貨は、実はもう
米ドルと日本円の関係
今回からは、米ドルと主要な通貨との関係姓を見ていくことにしましょう。 この関係姓が理解できると、その通貨ペアがなぜそのような動きをしたのかということを理解できるようになります。つまり、次回の相場展開を読み切ることができます。 世界のGDPランキング
米ドルとユーロの関係
現在、世界で最も取引量の多い金融市場が、外国為替市場です。そして、その外国為替市場の中で最も取引量が大きいのが、米ドルと欧州ユーロの組み合わせ、ユーロドルです。 米ドル、ユーロ、日本円は世界三大メジャー通貨として知られますが、その中の組み合わせであるユー
米ドルと人民元の関係
まだまだ自由主義経済の政治体制になっていないことからマイナーなイメージが強い中国ですが、すでに経済の規模では日本を抜いて2位になっており、アメリカに次ぐ巨大な経済パワーを持つに至っています。 その中国で発行・流通しているのが人民元です。略称は元で、記号表記す
米ドルが基軸通貨でなくなる日?
米ドルは現在、国際間の決済に最も用いられる基軸通貨です。それに次ぐ地位を占めているのがユーロで、こちらは取引量が世界2位の基軸通貨となっています。 今でこそ米ドルはこうした地位にありますが、かつてはそうではありません。 その当時に世界の基軸通貨とし
雇用統計がFXに大きな影響を与えるワケ
FXトレードの一大イベントと言えば、アメリカの雇用統計発表は真っ先に思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。 毎月の第一金曜日、日本時間の夜10時半に発表されるこの一大イベントは、雇用統計によって失業者数がどうだったのかを知ることができるため、アメリカ経
FOMCって何?
前回の雇用統計と並んで、とかくFX関連のニュースでも取り上げられることの多いFOMC。FOMCはアメリカの政策金利を発表するものという認識の方がほとんどだと思いますが、そもそもこのFOMCというのは何なのでしょうか。 このFOMCとは、連邦公開市場委員会
FRB議長発言の重み
ドル相場を大きく動かす要因として、前回までに雇用統計、FOMCを取り上げてきました。 この両者はいずれもドル円、ユーロドルなどのドル・ストレート相場に大きな影響を与えるファンダメンタル要素ですが、それと並んで注目したいのがFRBです。 FRBとはア